コミコミ!日記

バンコクよりお届け!コミュニティと社会を考える体当たりな毎日

「再開力」とは

堀江貴文氏の唱えた「多動力」という言葉が、これからの時代を生きるにあたって必要な要素として一般的に使用されるようになった。 私はこれに加えて、「再開力」というスキルを提唱したい。 これまではどちらかというと、一つのことに集中し、それを極め続…

公的な支援機関がないこと

児童虐待の痛ましいニュースやそれに伴う論議がメディアを沸かせている。 虐待は、する側が幼い頃に虐待を受けていたり、類似のトラウマを負っていたりするケースが多いと聞く。また、経済的な困窮、頼れる場所の欠如等の問題もある。 だから状況の改善のた…

海外に住んで思う、国家と会社と個人について

時々「国家」の役割についてどうしても考えが及ばざるを得ない時がある。 同時に、「会社」の持ちうる意義についても。 駐在員家族として海外に暮らしていると、日本の行政サービスの多くは利用できない(住民票を日本に残したとしても現実的にはかなり限ら…

家にいないstay-at-home wife/momについて

現在の私の職業は、というと「主婦」それも「専業主婦」である。 主人の海外転勤に伴ってだが、帯同を決めたのは自分なので自分の意思で専業主婦をやっているとも言えるし、働きたい意思はあるので意に反して専業主婦をやっているとも言える、そんな主婦だ。…

他者とのコミュニケーションの道具か、同質性確認装置か

時々知らない番号から電話がかかってきて、いきなりタイ語で何やら喋り、私が「Sorry?」とか「アライナ(何ですか)?」とか言っているとしばし困ったように沈黙し、いきなり電話を切られることがある。 明らかに間違い電話と思われることもあるが、全てがそ…

コミコミ!日記に込めるもの。

以前細々と(本当に細々と)日々の思いを書き綴り、休眠状態にあったhanamatsusan's blogを「コミコミ!日記」というタイトルにてリニューアルオープンしました!! それにしてもタイトルの「コミコミ」とは??? ・コミュニティの「コミ」 ・いろんなもの…

弁当、BENTO...Croce delizia

突然ですがお弁当について。 タイでは日本の都市のように妊娠中から保活しないと保育園に入れない、ということはないのですが、1歳半から入れる保育園・幼稚園(あまり区別されていない)が多いので、8か月ともなるとなんとなく「どこにしよう~」と考えてし…

ブランクが育てるもの

小さい頃からいろいろな趣味・習い事に手を出してきました。 バレエ、漫画描き、トランペット…。 子どもにありがちな気軽さでどれも一度プロになりたいと思ったものの続かず。 けど当然のことながら、それらの経験が全く無駄になったというわけではありませ…

自分のタバコを見つけよう

FYOT = Find Your Own Tabacco. またはTIMT = This Is My Tabacco. たまに頭に浮かぶフレーズです。 私はタバコは吸いませんが、吸う人が言うにはタバコは気分転換、集中力を高める、心を落ち着ける、眠気を覚ます、さらには快便効果(!)、と様々な効用があ…

海外駐在という制度を現代の価値観に合わせていく必要がある

タイの日本語フリーペーパー「DACO」が日本に帰国した元駐在妻20人にアンケートをとったところ、現在正社員として働いている人はいないとのこと。 確かに、過去に仕事を辞めて海外に行った、いつまた旦那が海外駐在になるかわからない、という人を正社員とし…

嗚呼美談

夏の甲子園に関して、様々な意見が飛び交っております。 猛暑の中過密な日程を強行することへの批判。 躍進を遂げた金足農業高校特集、等々。 違和感を感じたのは、優勝したのは大阪桐蔭なのに、テレビを見ている限りでは金足農業関連の報道ばかり。地元の盛…

駐妻の日々の過ごし方ーすべては自分次第

今日はお出かけしようか、やめようか。空いた時間には何をしようか。 家事と育児をしていても赤ちゃん連れでお出かけはしますし、細切れに空いた時間は訪れるます。そこで毎日毎日こうしたことを考えるわけですが、決定の指針になるのは大まかに以下の2つで…

ブックレビュー 2018/8/20

今日は最近読んだ本について。 『「時間がない」から、なんでもできる!』吉田穂波著、サンマーク出版 産婦人科医として働きながら3人の子どもを出産して育て、ハーバード公衆衛生大学院への留学を実現させた女性による、時間がなくても色々なことをやるため…

国民皆保険はすごいと思った話

前回記事「無料もしくは廉価で相談できる専門機関・公的機関がない」と書きました。 こう書くと海外での育児=やっぱり不便・大変となってしまいますが、 考えてみれば無料で利用できる施設があることや、日本の国民皆保険制度は本当に恵まれているんだなと…

子育て知識について

いきなり更新に間が空いてしまいました…。 このところ自分も子どもも順番に体調を崩したり、それで原因と対策を突き詰めたくなって色々調べたりしていたのです。 日本語の子育て情報サイトに飽きてしまったので(汗)、英語の子育て/メディカル情報サイトを…

海外での育児ってどうなのよ①

海外で出産・育児って大変でしょうという言葉をいただくこともちょくちょくありますが、バンコクに関して言えば「思っているほど大変じゃないですよ!」というのが私の率直な感想です。 本当にバンコク(の中心部)は日本人にとっては至れり尽くせりで、 日…

或るチューヅマの一生。

車とバイクのエンジン音、人々の声、屋台の食べ物の匂い。 …突然爆発する赤ちゃんの泣き声。 現在私は駐在員の妻、いわゆる「駐妻」として、タイのバンコクで0歳児を育てています。 第一回目はちょっとした自己紹介と、駐在員家族という立場について書きま…