子育て知識について
いきなり更新に間が空いてしまいました…。
このところ自分も子どもも順番に体調を崩したり、それで原因と対策を突き詰めたくなって色々調べたりしていたのです。
日本語の子育て情報サイトに飽きてしまったので(汗)、英語の子育て/メディカル情報サイトを主に調べていました。
おかげで知識と単語は増強された…気がする。
日本語メディアと英語メディアでまるきり違うことが書かれているわけではありませんが、そこはさすが世界ほぼ共通語の英語ならではの規模の大きさのお陰か、中身の充実したサイトが沢山ありますし、何よりいい気分転換になります。
生まれたばかりの、初めてだらけで日々悪戦苦闘していた頃より余裕が出てきたからか、病気の原因と対処法、身体機能や脳の発達過程など、きちんと知った上で自分で考えてどういう方法をとるか決めたい、という気持ちが大きくなってきました。
多少なりとも、海外で子育てをしていることが影響しているのかも。
日本人に優しい病院はあるけれど、無料or廉価でいつでも気軽に相談できるようなところはないし。。。
どうせ自分で知識を付けるなら、しっかりしたものを身に付けたい。
身に付けたものを発信できるくらいになりたい。
そう思って何故かやけに燃えているこの頃です。
海外での育児ってどうなのよ①
海外で出産・育児って大変でしょうという言葉をいただくこともちょくちょくありますが、バンコクに関して言えば「思っているほど大変じゃないですよ!」というのが私の率直な感想です。
本当にバンコク(の中心部)は日本人にとっては至れり尽くせりで、
日本人がよく利用する病院には日本語通訳がいるし、
日本の食材や育児グッズも手に入るし、
育児支援のコミュニティーや情報も充実しているし、
…育児に限ったことじゃないんですが、「いいのか!?」と思ってしまう手厚さ。
苦労しているというより、色々な視点で育児を考えることができて、むしろ貴重な経験をしていると思っています。
一番収穫だと思っているのは、「こうしなきゃいけない」という正解なんてないし、色々なやり方があるのだから細かいことを気にせずどーんと構えればいいんだ、とわかったこと。
例えば妊娠中・授乳中は和食中心が良い…というのも、そもそも日本でそう言われているだけの話。和食を否定するつもりはないけれど、それにこだわる必要もない。それぞれの環境で、違うものを食べて、元気な赤ちゃんが生まれているし子どもも立派に育っているしね。これまでのヒアリング?によると、あくまで個人差の問題のようです。
印象的だったエピソード。
妊娠7ヶ月でタイに来て、最初の妊婦健診で言われたのが
「特に問題はありません。エンジョイタイランド!」
それだけ。。。「体重管理頑張りましょう」とか何も言わず(ほかのママさんに聞いても、体重管理についてタイではほとんど何も言わないようです)。
初めての妊娠の場合特に、「やっていいこと、悪いこと」を気にしてしまいがちだけど、神経質になる必要はないんだな!と、気持ちが楽になりました。
そんなわけで臨月までアクティブに動き回っていました^_^(さすがに無茶と冒険はできませんが!)
今回のまとめ:海外育児は、視野が広がるという点で精神的にゆとりを持てる!
引き続き、海外(バンコク)での育児を経験して思うことをいいことも悪いことも交えて綴っていきます。
或るチューヅマの一生。
車とバイクのエンジン音、人々の声、屋台の食べ物の匂い。
…突然爆発する赤ちゃんの泣き声。
現在私は駐在員の妻、いわゆる「駐妻」として、タイのバンコクで0歳児を育てています。
第一回目はちょっとした自己紹介と、駐在員家族という立場について書きます。
会社ごとの規定にもよりますが、駐在員家族の多くは赴任国で就労できません。
そういうわけで、現在の私の職業は「専業主婦」ということになるのですが、今に至るまでは様々な職歴?を重ねてきました。
大学を卒業して一旦普通に就職したものの、演劇活動のため退職しフリーターになります。
紆余曲折を経て再び正社員として就職。
会社都合で仕事内容を決められるのでなく好きなことを専門にするため退職し、派遣社員になります。
その後結婚・妊娠し、主人の海外赴任に伴い仕事を辞めてタイまで来ました。
正社員、アルバイター、派遣社員、専業主婦と、直線的なキャリアの築き方とは程遠い人生を歩んできましたが、色々な立場からものを見ることができ、加えて希少な経験ができたとポジティブに捉えています。
この経歴だからこそ言える意見があるのではないか。
そう思っていますが、働き方やキャリア形成については、記事を改めることとします。
さて、現在は「子育て駐妻」という立場です。
ようやく開き直りつつありますが、最初の頃は「無職である」ことへの罪悪感、自分は無価値だと思う感覚に苦しめられました。
出産・子育てがあっても苦しんだのだから、なければもっと酷かったと思います。
人間の価値が生産性や収入で決まるとは決して思っていません。
ただ、これまで働いて自分で稼いだお金で生活するのが当たり前だったので、自分の意思で帯同(駐在する家族に付いていくこと)を選んだとはいえ、専業主婦の感覚になじめなかったのです…。
「駐妻」というと、働かないで海外に住めるラッキーな存在、という側面は確かにあるんですが、今の女性の多くは幼い頃から働き続けるのが当たり前、という価値観のもとに育っているから、「専業主婦」が苦しい人って多いんじゃないかな?
きっと皆、「何かやりたい」って思うんでしょうね。
バンコクは日本人が大量にいるため(本当、犬も歩けばレベルで)、日本人コミュニティーが充実しており、それには駐在員家族等のボランティアによって成り立っているものも少なくありません。
多くの人がボランティアをやったり、ブログで有益な情報を発信したり、もしくは帰国後に備えてスキル磨きをしたり、それぞれの形で家庭以外にやりがいのあることを見出しています。
仕事を辞めて駐在に帯同する場合、強制的なキャリアリセットになるわけですが、
・新しいことを始め、新たにコミュニティーに飛び込んでいくことに抵抗がなくなるメリットがある。
・自分の工夫次第で何でも実現できる。
今ではそう思っています。
さて、自分の経歴にこれから何を加えていけるかな♪
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※ちなみに「駐妻」と「駐在員家族」は意図的に使い分けています。「駐妻」は通称、いわゆる〇〇、という意味で。「駐妻」という言葉にはネガティブなニュアンスが込められることもありますし、男が働いて女が付いて行く、という構図でなくてもいいのですから。